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    犬のしつけ詳細

    2011年01月28日
    問題行動が無くならない理由

    愛犬との楽しい生活も、愛犬に問題行動があると、楽しい生活から大きく変わってしまいます。
    飼い主さんは一生懸命本を読んだり、他の飼い主さんからアドバイスをもらって問題行動を解決しようとしますが、一向に治る気配がありません。とても困ってしまいます。

    実は問題行動を改善していくにはポイントがあります。そこを抑えないと良くなるどころか、犬に「混乱」だけを与えてしまい、余計にひどくなることもあります。
    今日はそのポイントをお伝えします。

    ポイント1 ~叱るだけでは、犬には何が良いのかわからない~

    例えば自分の愛犬が、散歩中に道ですれ違う犬に吠えたてたとします。
    犬が吠えると飼い主さんは必死で犬を叱ったりします。

    しかし、同じ散歩中に遠くで他犬が道を横切り、飼い主さんの犬が気付きながらも吠えなかったとします。その時、飼い主さんは「吠えなくて当たりまえ」と考え、愛犬に何もしません。

    実はここに大きな問題があります。
    愛犬を叱る(罰)行為は、犬に「あなたは間違った行動をしている」ということは伝えることができます。しかし、犬からすると…「吠えたらいけないみたいだけど、じゃ~どうしたらいいの?」と思うのです。
    何が正しいことかが分からない犬は必死で考え、「こうしたらいいのかな?」と自分で考えた行動をやってみるようになり、余計に吠えたり、唸ってみたりするようになるのです。
    そして、飼い主さんはまた叱ります。考えた犬はさらに吠えてみたり…
    このやり取りは、犬に大きな「混乱」を与えてしまいます。

    ここで重要になるのが、「正しいことをした時は褒める」ということです。
    遠くで他犬が横切って吠えなかった場合は「あなたの行動は正しいよ!」と褒めてあげることで、愛犬は「(吠えを)我慢したら褒めてもらえた!」と何をすればいいのかを初めて学習するのです。

    ポイント2 ~問題を起こす前に対応するのが一番効果的~

    罰を与えるタイミングの実験があります。
    部屋の中のお皿の上に、とてもおいしそうな肉を置き、その肉を食べようとすると実験者(ハンドラー)が丸めた新聞紙で床を叩いて罰を与え、「食べてはいけない!」と教える実験です。

    犬を3つのグループに分け、一つ目の犬のグループはお皿に顔を近づけた瞬間に床を叩く罰を与え、食べようとするのを阻止しました。
    続いて2つ目のグループは、お肉を食べはじめて5秒後に罰を与えました。
    3つ目のグループは食べはじめて15秒後に罰を与えました。

    それぞれの実験が終わった後、実験者が外に出て、部屋は犬と肉が置かれた皿だけにして、どれくらい食べずにいられるか?を、観ました。
    毎日10分間観察したところ、顔を近づけたときに罰を受けたグループの犬たちが誘惑に負けて食べてしまったのは2週間後でした。
    5秒後に罰を受けたグループは8日後に誘惑に負けました。
    しかし、15秒後に罰を受けたグループは3分しか我慢が出来なかったのです。

    この実験結果からわかることは、(問題)行動を起こしてしまってから叱っても、犬の中では「できたぞ!」と成功体験が入ってしまい、効果が薄くなるということです。
    逆に言うと、犬の問題行動を無くすためには「行動を起こす前に止める」「問題行動を起こさせないようにする」という「予防」がとても重要になるのです。
    まずは、「犬が近づいてきたら吠える」とか「家に帰ってきた時に飛びつく」などの愛犬の問題を起こすパターンを知る必要があります。それが分かれば、吠える前に「ダメよ!」とか「マテ!」などを伝えれば、問題行動を回避でき、改善もできるようになってきます。

    ポイント3 ~すぐには成果はあがらない~

    「何冊もしつけの本を読んで、色々試してみたけど、全くよくならない…」ということはありませんか?
    問題行動には犬の強い学習がしみ込んでいます。それを1日2日で改善させるのは、至難の業です。
    飼い主さんは焦らないことがとても重要です。
    また、様々な方法が本などに書かれていると思いますが、1つの方法をやり続ける事が重要です。効果が上がらないということでやり方をすぐに変えてしまうと、犬は余計に「混乱」してしまいます。

    以上の3つのポイントを押さえれば、問題行動はより早く解決できます。
    ぜひ、愛犬のためにも押さえておきたいポイントです。

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