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    いぬねこぐらし|いぬねこぐらし海外レポート・オランダねこ暮らし

    海外でペットと暮らすライフスタイルとは、一体どのようなものでしょうか?
    オランダ在住で動物(特に猫!)が大好きな筆者が、「オランダのペット事情・ライフスタイル」をご紹介します!

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    【第9回】オランダの獣医さん

    オランダの獣医さん

    自宅からそう遠くないところに猫専門と銘打った獣医クリニックがあり、かなり前から興味津々でした。
    もともと、オランダの獣医師や猫の医療についてもう少し知りたいと思っていたところにこの連載のおかげでちょうどいい取材の口実ができ(編集部に感謝!)、お話をうかがいに行ってきました。
    オランダの獣医クリニックの一例としてご紹介します。

    オランダの獣医師、教育期間

    うかがったクリニックはこちらです:

    院長のサスキア先生とお話することができました。
    ライデン市在住のご主人との結婚を機に1985年に同市で開業して以来約30年、ベテランの獣医さんです。

    オランダの獣医養成のための教育機関は国立ユトレヒト大学獣医学部のみだそうで、サスキア先生も同大の卒業生です。
    在学当時は学部の約90%が男子学生だったのが、最近ではそれが逆転、今は女子学生がほとんどだというお話でした。おもしろい現象ですね。

    現在オランダには4500名弱(2012年統計)の獣医師がおり、サスキア先生のような個人開業医のほか、大きな動物病院が上記ユトレヒト大学の付属病院を含め国内に5つあるそうです。

    オランダの獣医教育システムには特定の動物の専科はなく、ぜひにということならば外国で猫の専門医の資格を取得するしか方法はありません。そのようにして米国で猫専門医の資格を取得したオランダの獣医師が国内に2名おり、それぞれどこか小さな町で開業しているとのこと。

    サスキア先生は、獣医になってから主に猫の医療に携わりたいと思い、開業するにあたり猫専門と掲げたそうです。クリニックの「患者」も80%が猫で(他の動物の診療もします)、ここは以下の医師会に加盟しています:

    獣医クリニック「De Mare(デ・マーレ)」

    獣医クリニック「De Mare(デ・マーレ)」

    優しく話しかけながら診察するサスキア先生。

    • ISFM ( the International Society of Feline Medicine 国際猫医療ソサエティー:http://www.isfm.net/)、
    • AAFP (the American Association of Feline Practitionarshttp  米国猫医師会:http://www.catvets.com/)

    それぞれ英国・米国が主となって最新の学術論文や医療、ケアの情報を発信している機関です。
    先生ご自身も春・秋2度の国際会議に欠かさず出席し最新の知識・情報の交換をしているそうです。
    クリニックの同僚医師たち全員、自宅には犬猫がおり、サスキア先生も愛猫×3と一緒に暮らしています。
    これほどまでに猫を愛し、研究・医療に尽力されているサスキア先生は、やはり信頼のおける猫のスペシャリストなのだと思います。

    待合室は猫コレクションだらけ、まるでアムステルダムの「猫の博物館」のようです。

    受付・会計担当はサスキア先生のご主人。症状別各種ペットフードも豊富です。

    オランダにはおよそ350万頭の飼い猫がいるそうで(犬は約150万頭)、犬には国の法律で義務づけられているチップ装着・登録は、習性を考慮すれば本来なら猫にこそ必要だと思うこと、猫の身になって治療することを心がけていること、他の動物とは異なる猫との接し方があること、…お話をうかがいながら、いちいち強く頷いてしまった私でした。

    愛猫ミルテは、わが家に迎えて以来ずっと最寄(徒歩数分)の獣医クリニックにお世話になっていますが、う~ん、猫に全身全霊奉仕しているサスキア先生のような方にお目にかかると思わず愛猫ミルテの主治医になっていただきたくなってしまうような…と、私の猫ラブ心は激しく揺れ動いています(笑)。

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