この連載では、「世の中」の諸地域の猫事情をご紹介! 猫や動物が大好きな方、猫と暮らしている方はぜひご覧ください。
筆者と愛猫ミルテのオランダねこ暮らしも毎月お届けします♪
8月の「みんなの庭」をおさんぽ中のミルテです。
8月4日、ミルテはめでたく10歳のたんじょうびを迎えました。
筆者による無理やりプレゼント(笑)、
「幸せの黄色いおリボン」をつけられたミルテ。
オランダの夏は、年によって陽気がまちまちで、いつも、いったいどんな夏になるのか予想がつきません。
これを「ほとんどギャンブル」とおっしゃった在オランダの英国人の方があるそうですが、
「言い得て妙」とはまさにこのことかと思います。
今夏(8月初旬現在)は、気温は高いときで30度を少し上まわるくらい、最低気温は20度前後といったところで、
晴れの日が多く、夏の雰囲気を楽しめる日々となっています。
「みんなの庭」を出ると、最近の猫さんぽには「運河ぞい」または「ちいさい公園」と、2つの定番コースがあります。
どちらも筆者自宅付近、住宅街の中です。
ここは、「運河ぞい」。
かつてはこんな風に、ミルテの兄弟猫、
故アポロン(通称あーチェ、2004-2010)と、
よく一緒に歩いたものでした。
…などと、思い出にふけっていると、本日の第一ご近所猫発見。
運河沿いの角っこの家の三毛猫さんです。
人見知りのミルテとは違い、人なつこくてかわいい、筆者のお気に入り。
筆者を見つけると寄ってきて、ごろん(はーと)。
実は、この猫さんにもはじめは兄弟(姉妹?)がいました。
ところが、ある日、行方不明になってしまったとのこと。
以前、おふたり一緒に撮った写真がありました。
こんな猫さんでした(涙)。
ミケちゃんも悲しみを乗り越えて(?)、
けなげに生きているのですね。
あっ、あちらから、別のご近所猫さんがやってきました。
この猫さんは、まるで話しかけてでもいるかのように
「にゃんにゃん」言いながら近寄ってきて、
すりすりと「ごあいさつ」してくれます。
そんな時には、筆者も猫語会話の練習をします(うそ)。
そして、こちらがご自宅。
おねいさん(もしくは妹)猫と一緒に暮らしています。
さて、ここは「ちいさい公園」です。
住宅地内にある、このちいさい公園には、
ミルテがにわかにヤル気になって爪をがしがしとぐ、
ヤル木、じゃなくて(笑)、ニワトコの木が何本か生えています。
「がしがし」
この公園付近でよく出会う猫たちです。
うす茶さん。
ミルテは相変わらず、距離をおいてのおつきあい。
ミルテの背後からようすをうかがう、しましま猫さん。
謎の黒猫さん。
昨年の夏ごろに引っ越してきた新入りのお年寄り猫さん。
ノーウェジアン・フォレストキャットのローイ。
ローイさんは、筆者自宅や隣家の庭にも出没することがあり、ルフュスやフェリーネを追いかけていぢめたりもする、ちょっとジャイアン猫さんでもあります。ミルテにとっても気に入らないタイプらしく、時おり猫ぱんちを食らわせていたりしますが、筆者とはとくに折り合いが悪いということはありません(笑)。
いかがでしたか?自宅界隈を少し散歩しただけで、この猫密度、全猫飼い猫です。
筆者のような猫ラブには、恵まれた環境かと思います。
一家に一猫、おすすめです(笑)。
「10歳だよ~~~ん!」
國森由美子のブログ「オランダなんでもメモ」
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